貧乏
貧乏のレベルには色々あるから、
これまた何とも言えないが、
サラリーマンという安定した環境を捨てて、
自分の事業を起こしたり、
新しいことをしようとする人も
だいたいは、ある程度の期間、
それまでにない「貧乏」を経験するはず。
新しいことはしたいけど、
うまくいくまでの間、
何の苦労もしたくない人は、
おそらく、
その貧乏期間を避けるために、
結局は、何も始めない、
という選択をするのでしょう。
貧乏にならなくて済むけれど、
自分が「生きたぁ~」という実感を
感じることもできないかもしれない。
貧乏は経験するべき、
ということなんだろうけど、
私は、お金の貧乏に限らず、
足りない状況、つまり、
環境でも何でも満たされない状況が、
何かを生むんだと思います。
満たされている状況では、
いいものが生まれるはずなんだけど、
意外と活かしきれない人間は多い。
それは、「貧乏」の経験を
賢明に理解してこなかったから
ということになるでしょう。
ただ、貧乏すればいい、
というわけじゃないんでしょうね。