【「哀」・・・・・哀川翔(関係無い)】
私はよく、喜怒哀楽の「哀」をする。
朝のニュースでよく知らない好きでもない、何とかっていう
芸能人が亡くなった時。
昼ドラの大好き5つ子で森尾由美の名演技が光った時。
夜、一昨年死んでしまったエル(犬)の事を思い出した時。
私の涙腺は24時間ゆるみっぱなし。
困ったもんだ。どうにかならないものか?
いつからこんな涙もろくなったのか考えてみた。
う~ん、高校生の頃はもう既に朝の恒例、大化けお化粧をしながら
ニュース見て涙がポロリしてたし。
小・中学生の頃の事はよく覚えてない。
・・・思い出した。
さかのぼること十数年前。私がまだ3歳位だった頃。
あれは大好きな犬の映画「忠犬ハチ公物語」を家族で見に行った時。
う~ん・・・そこから私の涙腺は壊れてしまった。
ハチの飼い主の教授が大学の講義中倒れて、亡くなって、、、
霊柩車を、繋がれていた鎖をちぎり追いかけるハチ。
それからハチの寂しい人生が始まり、
クライマックスの駅の前で力尽きるハチのシーン。
ここですよ。この時から私の涙腺は爆発したんです。
映画館中に響き渡る大声でスイッチオン。
「ハチがかわいそう~~ぶえ~~んえんえんえん」爆破ドカン。
涙腺爆発デビュー3歳。
喜怒哀楽。
「怒り」と「哀しみ」を「喜び」と「楽しさ」で挟んだ四文字熟語。
きっと「喜び」と「楽しさ」がいっぱいだから、
「怒り」と「哀しみ」が生まれるんだな。
人間って幸せだなぁ~。 ちゃんちゃん。